ココトモファームが販売する「縁バウム」。インスタ映えすると人気
●地産米粉でバウムクーヘン
パンや洋菓子にも使える、米粉の新たな用途が少しずつ広がりをみせているが、その立役者が微細かつでんぷん損傷の少ない米粉の製粉技術を有する西村機械製作所だ。背景に、米粉需要そのものの拡大につながる地道な活動があり、強みの気流粉砕機で、農家の自家製粉を可能にする卓上型の「フェアリーパウダーミル」を開発。これを活用し、バウムクーヘンをトータルプロデュースする不二商会と取り組み、最終製品製造を提案するビジネスモデルを提案している。