中央にNPO法人農産物加工協会の代表理事を務める幸南食糧の川西修会長、右端に理事を務める川西孝彦社長
●多様なメーカーと6次産業化を支援
在阪有力コメ卸・幸南食糧は21年7月、多様な食品メーカーと協業し、農林漁業の6次産業化を支援する「NPO法人農産物加工協会」を設立した。生産者の所得向上や地域活性化への貢献を狙ってのことだ。
同社はこれに先立ち18年、「地域活性化研究所」を設立し、この間200件以上のコメ生産者や産地発のおかゆやパックご飯など米飯加工品を誕生させてきた。だが、コメ以外の1次産品に関しては「ノウハウがない」