近畿中四国業務用低温卸流通特集
◆市場規模は10年前水準に
2020年の食品産業界は新型コロナウイルス対策一色に染まった。日本の社会活動は停止と始動を繰り返し、家庭用市場には極端な巣ごもり需要が起きたが、業務用市場は見通しが立たなくなった。昨年のこの時期には「早ければ1年後」「遅くても21年後半に」と業務用市場の一定回復に期待する声も聞かれたが、年末年始の書き入れ時、2年連続で春の宴会需要とゴールデンウイークの行楽商機を見送った上、視界不良の環境は今も続いている。21年の折り返しに業務用卸各社と総合卸低温・フードサービス部門の20年度実績、コロナ禍での思いや対策による変化をまとめた。(近畿中四国エリア・業務用低温卸流通取材班)
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◆近畿中四国業務用低温卸流通特集:コスト構造改革へ奮闘 全方位でデジタル化進…
特集 卸・商社 2021.06.05◆市場規模は10年前水準に 2020年の食品産業界は新型コロナウイルス対策一色に染まった。日本の社会活動は停止と始動を繰り返し、家庭用市場には極端な巣ごもり需要が起きたが、業務用市場は見通しが立たなくなった。昨年のこの時期には「早ければ1年後」「遅…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:泉平・泉周作社長 増強2拠点安定稼働
特集 卸・商社 2021.06.05泉平の21年3月期は売上げ144億円(前年比3%減)。主要得意先が給食業界でコロナの影響は軽微だった。九州の拠点を1.5倍に拡張移転、昨春買収した大森食品を岡山支店へ統合。今期は売上げ165億円を計画。増強2拠点の安定稼働とデジタル化による効率運営を…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:エンド商事・遠藤学社長 縮小せずに通常業務
特集 卸・商社 2021.06.05エンド商事の21年2月期の売上高は、前年比22.7%減の179億円で着地。今期3月に大阪市のOMMビルで「第77回春期展示商談会」を開催した。「普段通りを貫く」ことをキーワードに、メーカーがお客さまと直接会話する機会を提供。今期売上げ200億円を目指…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:尾家産業・佐々木亮司取締役 BtoCルートも…
特集 卸・商社 2021.06.05尾家産業の21年3月期は売上高661億3700万円(前年比31.1%減)、営業損失18億3600万円。新規開拓に励んだが外食市場縮小で売上げは前年から300億円減少し、物流経費圧縮に苦闘した。今期は外食復調に備えながら、成長市場のヘルスケアと中食へ提…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:オーディエー・小田大輔社長 ECサイト立ち上…
特集 卸・商社 2021.06.05オーディエーの2020年7月期は、売上高前年比4.4%増の83.1億円と、厳しい環境ながら伸長した。2月には新たに自動倉庫を建設し、冷凍商品の在庫管理の効率化に取り組んだ。さらに1月、一般顧客獲得を目指しECサイトを開設。今期売上高同14%増の95億…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:広栄・広田甫社長 さらにシステム改善
特集 卸・商社 2021.06.05広栄の21年3月期業績は、コロナ禍に振り回され売上高前年比30%減で着地した。4月初日は好調発信したが、まん延防止等重点措置、3度目の緊急事態宣言が響く状況となった。推進するWeb受注は、直近で受注率65%達成。システムの中身を改善し、さらなる効率向…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:大洋産業・大月年春社長 メディカル・ヘルスケ…
特集 卸・商社 2021.06.05大洋産業の20年9月期業績は42億2000万円(前年比19.6%減)で着地。時短休業で外食は苦戦したが、数年前から取り組むメディカル・ヘルスケアルートが伸長した。今期は新たに営業部長のポジションを配し、新規開拓と異業種とのアライアンスも推進する。期末…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:中谷食品・中谷哲也取締役 持続可能な働き方を
特集 卸・商社 2021.06.05中谷食品の20年8月期は売上高58億円(前年比20%減)で着地。今期は前年ベースを維持し、来期は19年度実績並みの回復、30年に100億円企業を目指す。持続可能な発展に向け女性が働き続けられる職場づくりを模索しながら、“スポーツと食を通じて一流の中小…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:久世・武部拓大阪営業所長 オンライン展示活用
特集 卸・商社 2021.06.05久世の21年3月期連結業績は、前年比41.2%減の売上高378億円、営業損失23億3600万円(前期営業損失5500万円)、経常損失20億7600万円(前期経常利益6900万円)で着地した。大阪支店は20年11月に大阪営業所の事務所を移転。物流との連…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:フジノ食品・藤野貴之社長 経営のスリム化継続
特集 卸・商社 2021.06.05フジノ食品は設立50周年を昨夏に迎えた。21年5月期着地見込みは売上げ前年比10%減の187億円。経営のスリム化継続とコロナ禍でも売上げを作れる注力業態への営業活動を強化し、今期は200億円復活を狙う。21年度スローガンに「Go FOR IT」を掲げ…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:名給・丹羽茂雄取締役 女性活躍の新体制に
特集 卸・商社 2021.06.05名給大阪支社は19年11月から女性に活躍の場を広げる新組織体制を始動。前期は第1・四半期以降、コロナ影響で産業給食が主に打撃を受け、売上げは57億7000万円(前年比9%減)で着地。今期は新たな営業方法で市場創造を模索し、59億5000万円(同3%増…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:トーホーフードサービス・森山隆志社長 収益構…
特集 卸・商社 2021.06.05トーホーフードサービスの21年1月期は売上げ前年比29.2%減の775億2400万円、経常損失19億1400万円。収益構造改革を進めて筋肉質な体質を確立。今期はヘルスケアルートなどコロナ耐性のある業態への新規開拓や、デジタル活用での新たな営業活動で黒…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:UCCコーヒープロフェッショナル・阿部幸司取…
特集 卸・商社 2021.06.05UCCコーヒープロフェッショナルは20年7月に社名を変更。業務用コーヒー戦略をあらためて打ち出したコロナ禍は、柔軟なコスト構造へと体質を強化させた。モノ提案からビジネス提案へ手法を変えながら、コーヒーの魅力を同業他社にも最大限活用してもらいたいという…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:旭食品・安岡道成氏 地産商品掘り起こし
特集 卸・商社 2021.06.05◇旭食品・営業本部商品3部次長 安岡道成氏 スーパーの惣菜分野が売上げの中心を占める旭食品。今期の方針として「売上げの拡大」とともに、取引先企業でのシェア拡大に向けた「主力企業の再度の底上げ」を掲げる。他社との差別化に向けた自社内の人材育成にも引き…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:日本アクセス・荒井敏氏 デリカ事業強化主軸
特集 卸・商社 2021.06.05◇日本アクセス 近畿生鮮・デリカ営業部部長 荒井敏氏 日本アクセスは中核事業への確立を進める「デリカ事業の強化」を主軸に据える。2021年3月期の西日本営業部門の各デリカ事業(近畿、中四国、九州)の売上高は、近畿217億円(前年比0.8%増)、中四…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:伊藤忠食品・小林正典氏 低重心経営の徹底を
特集 卸・商社 2021.06.05◇伊藤忠食品・営業第一部部長 小林正典氏 伊藤忠食品の西日本営業本部営業第一部が管轄する業務用部門では、中期経営計画「Transform2022~領域を超えて~」に沿って低重心経営を徹底させるほか、需要が高まる冷凍食品や、「デリッシュキッチン」を活…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:三井食品・木村克己氏、今川徳之氏 SMの壁周…
特集 卸・商社 2021.06.05◇三井食品 業務用営業部部長・木村克己氏、北大阪営業部部長・ 今川徳之氏 三井食品関西支社では外食向けはコロナ禍で苦戦するも、巣ごもり需要により惣菜や原料販売が堅調。冷食や農産関係も好調だった。今期も拡大する巣ごもり需要を捉えるため、惣菜を中心にS…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:三菱食品・三田威夫氏 ワンディッシュ強化
特集 卸・商社 2021.06.05◇三菱食品・営業第二グループマネージャー 三田威夫氏 三菱食品関西支社ではデリカ本部と連携した具体的な商材提案やCKへの販売伸長などでSM惣菜の売上げは拡大している。今期はハレの日需要の取り込みのほか、価格帯や容量など地域ニーズに即した提案を重視。…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:さんれいフーズ・門脇寛行氏 メディカル対応新…
特集 卸・商社 2021.06.05◇さんれいフーズ・常務取締役地域営業部長 門脇寛行氏 山陰を中心に山口県から兵庫県北部、京都府北部に至る日本海沿岸エリアで営業展開し、山陰を代表する業務用卸のさんれいフーズ。少子高齢化、人口減少、新型コロナウイルス感染症で厳しい状況が続く山陰エリア…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:アクト中食・平岩由紀雄社長 チャンスをつかむ…
特集 卸・商社 2021.06.05中四国エリアでの業務用食品総合卸としてトップクラスの実績を誇るアクト中食。19年に10年後の長期ビジョンを策定し、ビジョン達成に向けた努力を続けている。IT化の推進や研究開発に重点を置いた組織改革など、コロナ禍を100年に一度のチャンスとしてとらえ、…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:中村角・中村一朗社長 効率化・生産性が向上
特集 卸・商社 2021.06.05瀬戸内沿岸エリアから九州北部に至るグループ全体の基盤強化を進めている中村角。基本施策であるローコストオペレーションと提案営業のレベルアップを図りながら、デジタル化の推進による効率化、生産性の向上などにも取り組んでいる。28年の創業80周年に向けて、業…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:量販店冷食 内食化進み堅調推移
冷凍食品 特集 2021.06.05●売場の活性化目指す 量販店での伸長カテゴリーの一つである冷凍食品は簡便商材としての需要が高く、近年好調に推移している。前期はコロナ禍で一時期ではあるが学校休校の影響もあり、弁当商材は苦戦したが、素材、調理品、米飯、スナック、麺類などいずれも売上げ…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:量販店惣菜 20年度、コロナ禍で上期苦戦
特集 中食 2021.06.05●下期以降は回復傾向 関西地区を基盤とする有力スーパー3社(関西スーパーマーケット、平和堂、ライフコーポレーション)に惣菜部門に関するアンケートを実施し、「売れ筋トップ10」を集計した。20年度実績を見ると、売れ筋商品は定番の寿司・米飯類、お好み焼…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:炊飯業界 新分野にチャレンジ
特集 中食 2021.06.05●市場厳しく苦戦するも コロナ禍で米飯惣菜需要も苦戦を余儀なくされている。だが、近畿地区有力炊飯企業のエスアールジャパンは、従来のスーパーへの販売から新たに参入する関東圏外食企業を中心に販路を拡大。神明グループのShinmei Delicaは工場を…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:炊飯業界=エスアールジャパン 外食中心に販路…
特集 中食 2021.06.05関西地区有力炊飯企業のエスアールジャパンは同エリア有力スーパーを中心に寿司やおにぎり、白飯などを提供し、売上げを着実に伸長させてきた。最近では同エリアに進出する関東エリアの寿司チェーン中心に販路を拡大し、外食店の比率が約3割にまで高まっている。コロナ…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:炊飯業界=Shinmei Delica 工場…
特集 中食 2021.06.05最大手コメ卸・神明グループの炊飯企業Shinmei Delicaは、主力の関西地区で生産設備を4工場から本社工場(城陽)と三原工場(堺市)の2工場に集約した。生産品目もサンドイッチ類から撤退し米飯類に特化するが、惣菜コーナーで販売するチルドデザートの…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:炊飯業界=幸南食糧 レトルト事業強化図る
特集 中食 2021.06.05在阪有力コメ卸の幸南食糧は「コメの価値と魅力を届ける」を掲げ、いかにご飯を食べてもらうかに全力を挙げる。そこで加工に着眼し、炊飯企業「サンスマイルデリカ」を設立。近畿大学農学部と共同開発した「金賞健康米」に代表される高付加価値米を原料にした、米飯惣菜…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:最新グローサラントルポ=キッチン&マーケット
特集 小売 2021.06.05◆神戸・三宮に第3弾 多彩なテイストで“非日常”演出 阪急オアシスが展開するグローサラント業態「キッチン&マーケット」。ルクア大阪店(大阪市北区)、阪急オアシス福島ふくまる通り57店(同福島区)に続く第3弾が兵庫県にオープンした。4月26日に開業し…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:話題のテーマパーク=かねふく「めんたいパーク…
水産乾物・塩蔵他 特集 2021.06.05●「ジャンボおにぎり」近隣のリピーターに支えられ堅調 明太子専業メーカーかねふくは、原料選択から包装までの全程を衛生的な管理の下、自社で行っている。明太子作りの情熱とこだわりをより多くの人に伝えようと、工場併設の「めんたいパーク」を全国4ヵ所に展開…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:ヘルスケア市場へ各社参入
特集 中食 2021.06.05●高齢者向け施設・病院などへわが社の一押し 業務用卸各社の参入が加速するヘルスケア市場。本紙調査では近畿中四国エリアの業務用卸14社中10社がすでに積極提案している。現場に関わりが深い企業の動向と商品、関西メーカー発の介護食を紹介する。
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:ヘルスケア市場=藏ウェルフェアサービス
特集 中食 2021.06.05●衛生管理システムを導入 高齢者向け受託給食のパイオニア「藏ウェルフェアサービス(WFS)」は、人生最後の食生活を豊かにする“楽食”をテーマに05年に創立。現場調理受託給食に加え、子会社「藏セントラルキッチン(CK)」でCK受託給食、消費者向けEC…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:ヘルスケア市場=三嶋商事
特集 中食 2021.06.05●ブランディングを強化 治療食・介護食専門卸の三嶋商事は今期、ブランディングを強化している。 健康な人に対してもこれらの食情報を周知し、啓蒙(けいもう)していくことで「治療食や介護食が必要になってから知る」という業界の課題解決を目指す。 20年…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:ヘルスケア市場=ナリコマエンタープライズ
特集 中食 2021.06.05●病院給食の現場支える 高齢者施設給食事業を30年超展開してきたナリコマエンタープライズ。施設内人手不足による供給と受給バランスの悪さを解消したいと2004年、業界で先駆けて自社セントラルキッチン(CK)でのクックチル調理給食製造を開始。昨年7月新…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:ヘルスケア市場=名阪食品
特集 中食 2021.06.05●DXで顧客ニーズ分析 給食サービスとやわらか食ブランド「そふまる」で介護食品メーカーとしての顔を持つ名阪食品。同社はお客さまにより良いサービスを提供するため、需要や課題のくみ取りにDX(デジタルトランスフォーメーション)を昨年から本格導入し、活用…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:関西発介護食=オリエンタルベーカリー
パン・シリアル 特集 2021.06.05●「無塩パン」 しっとりおいしい塩分ゼロ オリエンタルベーカリーの「無塩パン」シリーズは、約20年前に開発したロングラン商品。管理栄養士らのニーズをくみ取った、おいしいパンを提供しようと開発に至った。100g当たりの塩分相当量が0gの同シリーズは、…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:関西発介護食=ケイエス冷凍食品
冷凍食品 特集 2021.06.05●「KSミートボール(黒酢)」 減塩・自然解凍で利便性向上 ケイエス冷凍食品は新商品開発に加え、既存商品のUDF登録に取り組む。「KSミートボール(黒酢)」は、直径24mmの一口サイズの軟らかなミートボールに、コクのある黒酢たれを合わせた。21年春…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:関西発介護食=ファイン
非常食・介護食他 特集 中食 2021.06.05●「おかゆナール小包」 少人数施設や在宅介護にも 医薬品や医療用食品を製造販売するファインは、介護食「おかゆナール」の個包装タイプ「同小包」を販売している。1食分が12袋入った同品は、少人数の施設や在宅介護に向き、今後ドラッグストアでの展開も狙う。…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:関西発介護食=フジッコ
惣菜 非常食・介護食他 特集 2021.06.05●「やわらか惣菜」「ソフトデリ」 使いやすさ・食べやすさに高評価 フジッコの「やわらか惣菜」「ソフトデリ」の両シリーズは、その使いやすさと食べやすさが利用者に支持され年々売上げが伸長している。「やわらか惣菜」シリーズは「きんぴらごぼう」「ひじき煮」…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:関西発介護食=六甲バター
乳製品 特集 2021.06.05●「Q食」シリーズ 栄養士に寄り添った商品開発 六甲バターは今春、“栄養士さんのためのメディケア”「Q食」シリーズを立ち上げ、新商品4品を発売した。得意とするプロセスチーズ(PC)は栄養価が高い上、調理のバリエーションも豊富で、ヘルスケア食と親和性…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:関西発介護食=ニチレイフーズ
冷凍食品 特集 2021.06.05●「メディベジ」シリーズ 食べやすさ重視、カット野菜で課題解決 ニチレイフーズが18年秋にシリーズ化した福祉給食向け「メディベジ」シリーズが好調だ。同社が得意の冷凍野菜を使いやすくカットして加熱下処理したもので、365日3食の提供が必要な高齢者福祉…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:関西発介護食=日東ベスト
冷凍食品 特集 2021.06.05●「HG・SGグルメセット」 好調続くやわらか3菜 7月には新シリーズ 日東ベストが98年に立ち上げた病院・福祉施設向けの軟菜食「ホスピタグルメ」(HG)と2011年に始めたかむ力・飲み込む機能が弱い方向けの素材食品「スムースグルメ」(SG)が現在…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:関西発介護食=マルハニチロ
冷凍食品 特集 2021.06.05●「たんぱく21」シリーズ 常食と同等のタンパク質量 マルハニチロのやさしい素材「たんぱく21」シリーズは、UDF舌でつぶせるかたさの魚と肉のムース素材に常食と同等程度の100g当たりタンパク質21g以上を配合したもの。 介護食製造には2005年…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:関西発介護食=UHA味覚糖
菓子 特集 2021.06.05●「咀嚼能力測定用グミゼリー」 口腔機能向上に貢献 グミでかむ力を測定 UHA味覚糖は2013年に「咀嚼能力測定用グミゼリー」を開発している。グミ特有の粘弾性を生かした測定用食品で、同品を30回咀嚼(そしゃく)した咬断片がどれだけ細かいかで、かみ砕…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:変わりゆくC&C業態
特集 卸・商社 2021.06.05●プロを支えた食材で消費者ニーズ獲得 小規模飲食店の日々の仕入れや足らず買いをカバーするために卸業者らが店舗などで業務用食材や資材を直接現金販売してきたキャッシュアンドキャリー(C&C)業態が進化している。厳密な会員制で業者しか入店できないシステム…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:C&C業態=神戸物産「業務スーパー」
特集 卸・商社 2021.06.05◆25年までに全国1000店舗展開へ 神戸物産の「業務スーパー」は全国47都道府県制覇を2月に達成。「プロの品質とプロの価格」「毎日がお買い得」をコンセプトに2000年3月29日に1号店を立ち上げ、FCスピード出店を軸に20年間で店舗数を922店舗…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:C&C業態=尾家産業「サンプラザ」
特集 卸・商社 2021.06.05◆地元民・飲食店からの支持で再浮上 尾家産業の「サンプラザ」は同社オリジナルブランドを多く取り揃えた業務用スーパーとして1995年に1号店をオープン。プロ仕様で、安心・安全なPB5ブランドに加え、青果・精肉・鮮魚や酒類・飲料などハイクオリティー・ロ…続きを読む
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近畿中四国業務用低温卸流通特集:C&C業態=トーホーキャッシュアンドキャリー…
特集 卸・商社 2021.06.05◆地域の飲食店を支え続けて34年 トーホーグループの「A-プライス(AP)」は地域の食文化を支える飲食店へ役立ちたいとC&C方式のプロの食材店として業界に先駆け、1987年7月11日に大分県中津市で誕生した。トーホーキャッシュアンドキャリーが現在、…続きを読む