コメビジネス最前線特集2023
コメビジネス最前線特集:米粉=市場育成へ国が支援を強化 国内需要は徐々に拡大
群馬製粉は国産米粉の海外普及を目指し海外展示会に出展、欧州のMochiブームを実感している(写真は昨年の「SIAL Paris」のブース)
米粉用米需要量の推移
●米粉用コメ需要22年4.5万t
食料安全保障への関心が高まる中、海外情勢に左右されやすい小麦に代わる需要に安定的に応えようと、国は、自給可能な穀物であるコメを原料とした米粉の市場拡大を目指し、原料米生産から製粉、加工品製造、販売までの支援を強化している。国内需要も徐々に拡大し、21年米粉用コメ需要量は4万tを超え(農林水産省調べ)、22年は4万5000tに達した。(佐藤路登世)
まず、みたけ食品工業グループが昨年9月、国
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コメビジネス最前線特集2023
農産加工食料安全保障の観点から、唯一自給可能なコメへの関心が高まる一方、消費量は伸び悩んでいる。だが、新たなビジネスが誕生し、日本人の主食・コメをめぐる業界は、変革期を迎えている。(佐藤路登世)
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