サステナビリティ特集

サステナビリティ特集:プラントベースフード “地球に優しい”新たな食分野

農産加工 2021.08.31 12285号 08面
技術力と英知を結集し、サステナブルな社会実現に貢献するPBF。参入企業はさらに増加し、取り組みも強化されている(写真は植物肉ハンバーグ)

技術力と英知を結集し、サステナブルな社会実現に貢献するPBF。参入企業はさらに増加し、取り組みも強化されている(写真は植物肉ハンバーグ)

水資源やエネルギーの効率性などで優れる、大豆やココナツなど植物素材。PBFとサステナビリティは表裏一体にある

水資源やエネルギーの効率性などで優れる、大豆やココナツなど植物素材。PBFとサステナビリティは表裏一体にある

次世代型食分野として、ベンチャーを核とする資金出資・協働戦略が進んでいる(7月、亀田製菓などによるグリーンカルチャーへ出資発表)

次世代型食分野として、ベンチャーを核とする資金出資・協働戦略が進んでいる(7月、亀田製菓などによるグリーンカルチャーへ出資発表)

 ◇持続可能性を支える重要キーワード(1)プラントベースフード
 ◆世界的に高まる重要性 背景に持続可能性への関心増
 持続可能性への関心が強まる中、植物性素材由来のプラントベースフード(PBF)の重要性が世界的に高まっている。サステナビリティの側面に限定すると、PBFは肉や魚、乳など動物性食と比較して水資源やエネルギー効率性の面で優れ、当然ながら食糧問題や地球資源保全など、さまざまな環境課題に対応することができるからだ。畜肉動

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