内田洋行「課題の見える化」IT導入事例(51)藤野屋 業務改善徹底・属人化を廃す

藤野屋のブランド卵の数々

藤野屋のブランド卵の数々

藤野屋の甲斐昇一郎代表取締役は、東南アジアから実習生を受け入れるが「将来は海外に農場を作り、彼らが母国で働けたら」と夢を描く

藤野屋の甲斐昇一郎代表取締役は、東南アジアから実習生を受け入れるが「将来は海外に農場を作り、彼らが母国で働けたら」と夢を描く

「三本松農場」は「平飼い鶏舎で、鶏が毎日、土の上を走り回り、日の光を浴びて過ごす「鶏本来の習性」を大切にした養鶏を展開している

「三本松農場」は「平飼い鶏舎で、鶏が毎日、土の上を走り回り、日の光を浴びて過ごす「鶏本来の習性」を大切にした養鶏を展開している

2018年、母豚1800頭規模の繁殖農場(すべてウィンドレス豚舎)が完成。年間5万頭の子豚を飼育する。安心とおいしさを提供するため、豚・人・環境に負荷をかけない農場づくりに取り組んでいる

2018年、母豚1800頭規模の繁殖農場(すべてウィンドレス豚舎)が完成。年間5万頭の子豚を飼育する。安心とおいしさを提供するため、豚・人・環境に負荷をかけない農場づくりに取り組んでいる

 ◆効率化の一助担うスパカク
 大分県竹田市の恵まれた自然環境の中で養鶏(採卵・食肉)・養豚業を営む藤野屋は、清潔で新鮮、安全・安心を尊重する食品作りをモットーに「久住高原たまご」や「同ハーブ豚」を市場に供給する。飼料特約店として事業を拡大し、その後、自社でも直営農場を持ち、製造から販売まで行う。最近は鳥インフルエンザの発生やウクライナとロシア紛争による飼料価格およびエネルギーコスト高騰、為替の円安に悩まされる。現在の鶏卵相場高値の要因は原価の6~7割

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