Trace eye FOOD-Proを導入したマルトモの仙台第二工場
生産現場でFOOD-Proは不可欠なアイテムになっている
FOOD-Pro計量画面はカラーで、投入原料の過不足が分かる
マルトモの担当者(左から鶴岡徹執行役員デジタル戦略室室長、酒井亮経理部部長・経営企画部、水口浩太デジタル戦略室情報システム部長代行)
創業110周年を超える老舗醤油メーカーのアサムラサキのフラッグシップ商品「かき醤油」を使った「だし小鍋」シリーズの新商品「だし小鍋かき醤油鍋つゆ」(9月発売予定)
リニューアルした「だし小鍋」シリーズの寄せ鍋つゆ。常温流通が可能で、レトルト殺菌や通常の濃縮つゆとは異なり、だしの風味や味が損なわれないのが特徴だ
リニューアルした「だし小鍋」シリーズの地鶏塩ちゃんこ鍋つゆ。常温流通が可能で、レトルト殺菌や通常の濃縮つゆとは異なり、だしの風味や味が損なわれないのが特徴だ
リニューアルした「だし小鍋」シリーズの帆立はまぐり塩鍋つゆ。常温流通が可能で、レトルト殺菌や通常の濃縮つゆとは異なり、だしの風味や味が損なわれないのが特徴だ
◆計量ミス・誤投入を防止
花かつおを中心とした水産加工食品メーカーのマルトモは削り節、煮干し、だしの素、めんつゆ、チルド商品など多岐にわたる製品を扱っている。現在、愛媛県内に5工場、宮城県に2工場を構え、自社製品の製造と販売を行う。2021~23年は、ウクライナ・ロシア戦争の影響による、エネルギーコストの高騰に伴い、鰹節の鮮度保持に使う窒素ガスなどユーティリティーコストは1.5倍に増加した。原料コストアップが23年は特に厳しかった。全社的なコストダ