創刊80周年記念特集第3部

創刊80周年記念特集:酒類の80年=清酒 伝統の中に革新を 若手獲得へ新時代創造

酒類 2022.06.30 12424号 67面
GIの活用により清酒のブランド価値向上を図っている

GIの活用により清酒のブランド価値向上を図っている

 清酒は戦前の1943年に「特級」「一級」などといった級別制度が導入された。級別制度はその後廃止され、89年に「純米大吟醸酒」「大吟醸酒」など、現在に至る特定名称酒による8種類の分類が定められた。
 高度経済成長期には清酒の需要が急増し、73年に清酒の課税移出数量はピークとなる176万klに上った。その後、ビールやチューハイなどの酒類が台頭し減少傾向が続く。日本酒造組合中央会によると、2021年の清酒課税移出数量は40万2750klとなっている。

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