日本人の塩分摂取量は減ってきたが、世界基準ではまだ高い水準にある
コメ食中心の食生活で味噌や醤油、漬物、塩干魚の消費が多かった戦前の日本では、一人当たり1日に20g近い塩分を摂取していたと推測される。その後、個人別の摂取量を把握できるようになった1995年には13.9gとなり、最新の調査では10.1gにまで減少した。
塩分摂取量は年々減少してきたが、生活スタイルや食生活が大きく変わり、高血圧など生活習慣病との関連性なども分かってきた現代においてはまだまだ“過剰摂取”といえそうだ。健康寿命延伸のためにも、塩分の過剰