創刊80周年記念特集第3部

創刊80周年記念特集:主食の80年=そば 高配合の動き活発 乾麺では底堅さ保つ

農産加工 2022.06.30 12424号 62面
救荒作物のそばは食文化を各地で発展させていった

救荒作物のそばは食文化を各地で発展させていった

 そばは縄文時代から食べられており、鎌倉時代まではそば米やそば団子などで食され、その後、製粉技術の普及や進歩により、江戸時代中期には麺の「そば切り」が一般的に食べられるようになった。そばは、古くから救荒作物として、コメなどが栽培できない地域で栽培され、特色のあるそば(麺)やそば食文化が各地域で発展している。
 現在のそばは、乾麺、生そば、チルド麺、冷凍麺など、多様な製品で楽しまれている。中でも家庭では乾麺が身近なアイテムとなっている。

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