米菓生産ナンバーワンの新潟ではあられ・おせんべい祭りを毎年秋に開催し普及活動を継続
●健康・素材軸で新価値を
米菓市場は、日本の伝統菓子として国内外から価値が認められている。伝統の上にも新しい仕掛けや商品開発が進む。コロナ禍で在宅による需要増など、価値も再注目されている。しかし次代の消費を担う若年層への需要拡大は長年の課題。健康軸や素材へのこだわり、エコ包装の流れなど、新たな価値創造への取組みも見られる。
全国米菓工業組合「50周年記念誌」によると、縄文時代後期には米菓の原型のようなものがあった。700年