独自商品の展開などを進めるマルイチ産商(写真は19年10月の同社取引先懇談会)
◇共に歩んで80年
1927年に長野市権堂町で開店した「やましょう若松屋」。この二間間口の小さな魚屋が、マルイチ産商のルーツだ。51年には長野中央魚市場を設立、水産物の卸売を始めた。現在では、水産事業を基軸に一般加工食品、畜産事業を展開。業務用卸や養殖事業者、缶詰製造業者などを傘下に収める総合食品流通業として、フィールドを広げている。
62年に松本、伊那、飯田の各支社を開設し長野県全域へ営業エリアを広げると、「長野中央市場