2008年のボジョレー・ヌーボーの試飲会。今でも解禁日にはイベントが開催され、ワインを楽しむ文化となっている
約80年前は軍事目的で生産されていたワインだが、昭和・平成に入り数度のワインブームを経て、徐々に日常に浸透し市場規模を拡大してきた。平成の30年間ではワイン消費量が3倍以上に伸びた。
1877年には、日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」(メルシャン前身)が設立され国産ワインの歴史が始まった。1927年には、現在では日本固有のブドウ品種として国際的に認められている「マスカット・ベーリーA」が開発された。現在に至っても国産ブドウだけで造る「日