創刊80周年記念特集第3部

創刊80周年記念特集:酒類の80年=ワイン 平成期は消費3倍 食の西洋化経て身近に

酒類 2022.06.30 12424号 67面
2008年のボジョレー・ヌーボーの試飲会。今でも解禁日にはイベントが開催され、ワインを楽しむ文化となっている

2008年のボジョレー・ヌーボーの試飲会。今でも解禁日にはイベントが開催され、ワインを楽しむ文化となっている

 約80年前は軍事目的で生産されていたワインだが、昭和・平成に入り数度のワインブームを経て、徐々に日常に浸透し市場規模を拡大してきた。平成の30年間ではワイン消費量が3倍以上に伸びた。
 1877年には、日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」(メルシャン前身)が設立され国産ワインの歴史が始まった。1927年には、現在では日本固有のブドウ品種として国際的に認められている「マスカット・ベーリーA」が開発された。現在に至っても国産ブドウだけで造る「日

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     日本食糧新聞は、昭和17(1942)年に一県一紙、一業界一紙の整備統合が内閣情報局から打ち出され、農林省関係の統制団体として設立された中央食糧協力会の弘報部から業界関係6紙が廃刊統合され、昭和18年1月1日に創刊された […]

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