内田洋行「課題の見える化」IT導入事例

内田洋行「課題の見える化」IT導入事例(73)永井海苔 厳しい原料高、効率化で対応

取材に応じた永井海苔の永井利幸副社長(左)と永井迅可課長代理

取材に応じた永井海苔の永井利幸副社長(左)と永井迅可課長代理

永井海苔の韓国味付け海苔「ジャバンのり」(50g)は韓国風味付け海苔カテゴリーで2024年売上げナンバーワンに輝いた

永井海苔の韓国味付け海苔「ジャバンのり」(50g)は韓国風味付け海苔カテゴリーで2024年売上げナンバーワンに輝いた

ロボット化をすすめ、紙包材・ノントレーで生産できるラインを業界に先駆けて導入。同社比年間約25トンのCO2を削減することに成功した永井海苔第三工場

ロボット化をすすめ、紙包材・ノントレーで生産できるラインを業界に先駆けて導入。同社比年間約25トンのCO2を削減することに成功した永井海苔第三工場

 ◆スパカク更新、改革進む
 永井海苔は、主力の海苔製造販売を中心に国内市場で高いシェアを誇る。ここ数年、原料価格や物流費の高騰が続く中、同社はIT化を進め業務効率化を図っている。2023年9月には、内田洋行の基幹業務システム「スーパーカクテル(スパカク)」をマイグレーションで更新し、並行して営業支援システムを刷新した。請求書・納品書の電子化にも取り組むなど、コスト削減と業務効率化に成功している。永井利幸副社長は「安定した品質のおいしい海苔をお客さまに

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