創刊80周年記念特集第3部
創刊80周年記念特集:国民食の80年=カレー 世界そして宇宙へ 進化続け確固たる地位
今も愛され続ける昔ながらのカレーライス
日本のカレーは、現在では日本だけなく世界各国で食され、日本の食文化として確固たる地位を築いている。日本に最初にカレーが伝わったのは江戸時代の開国以降で、江戸後期に福沢諭吉が「CURRY」という言葉を紹介したことといわれている。
その後、明治時代にカレーの作り方を紹介した「西洋料理通」と「西洋料理指南」が1872年に発刊された。当時のカレー粉はイギリス製で、明治30年代には洋食屋でカレーライスは洋食メニューの定番となっていった。
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創刊80周年記念特集第3部
総合日本食糧新聞は、昭和17(1942)年に一県一紙、一業界一紙の整備統合が内閣情報局から打ち出され、農林省関係の統制団体として設立された中央食糧協力会の弘報部から業界関係6紙が廃刊統合され、昭和18年1月1日に創刊された […]
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