縁petitではタイだしをベースにした複数ブランドを展開。写真は「鯛担麺専門店 抱きしめ鯛」(大阪・肥後橋)の「鯛担麺」(900円 税込み)
◇SDGs最前線 外食
●“未利用”に価値見いだす
「フレンチ×ラーメン×和の食材」をコンセプトにしたフレンチラーメン店を運営する縁petitでは、未利用食材の価値化に取り組んでいる。「規格外などで捨てられる食材を有効活用したい、と考え、あらゆる食材からスープを取ることが可能なラーメンに着目した」と、縁petitの丸尾聖社長。同社では愛媛県宇和島産タイの従来廃棄されていた部位を1店舗当たり年間平均4tを買い取り、だしに活用