サステナビリティ特集2024
サステナビリティ特集:新時代のキーワード=環境配慮型包材 脱炭素で開発活発化
●新たな価値付与に挑む
包装業界では環境配慮型包材の開発が活発化している。一次容器の紙化やPETボトルの薄肉化、石油由来の原料を使用しないプラスチック容器、単一素材でリサイクル性能を向上させたパッケージなどが目立ち、“サステナブル”という新たな価値の付与に挑戦中だ。導入する食品・飲料メーカー側も3R(リデュース・リユース・リサイクル)を意識した取り組みを強化しており、環境負荷低減に貢献できる包装資材への関心が高い。(涌井実)