通販などで展開する平飼い卵を使ったマヨネーズ。キユーピーのアニマルウェルフェアへの姿勢を象徴する商品だ
◇わが社の取り組み
キユーピーのサステナビリティ推進の歴史は古い。主原料・鶏卵の残さ抑制に向け、1956年には卵殻を天日で干した土壌改良材の供給を開始。今日の食品ロス削減や循環型農業に連なる最適化スキームをいち早く具現化している。98年には日本初の市販用介護食を発売、05年にはパッケージでの点字表示を開始するなど、社会的課題の解決に向けた感度の高さは食品業界でも群を抜く。
こうした活動を経て22年1月にはグループ全体のサス