全国麺類特集2024
麺類市場は、数量ベースでの増加に向けた取り組みが行われている。2020年に新型コロナウイルス感染症が拡大してから、乾麺、即席麺、生(チルド)麺、冷凍麺など麺類市場はそれぞれの価値が見直され、家庭用をメーンに拡大した。
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◆全国麺類特集:麺類総論=数量ベース増加目指す 品質見合う価格提案を
小麦加工 2024.05.30●コスト増加が懸念材料 小麦価格に円安影響も 麺類市場は、数量ベースでの増加に向けた取り組みが行われている。2020年に新型コロナウイルス感染症が拡大してから、乾麺、即席麺、生(チルド)麺、冷凍麺など麺類市場はそれぞれの価値が見直され、家庭用をメー…続きを読む
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全国麺類特集:機械麺総論=手延べ補う提案を強化 干し中華に成長の余地
小麦加工 2024.05.302023年度(1~12月)の乾麺の生産量(原材料小麦粉使用)は、17万9876t(乾麺類12万6314t、手延べそうめん類5万3562t)、前年比1.6%減(乾麺類が前年比0.3%減、手延べそうめん類が同4.4%減)となり、これにそば粉使用量の1万2…続きを読む
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全国麺類特集:手延べ麺総論=生産量の確保に努める 価格改定は今後の課題
小麦加工 2024.05.30昨年は需要のピークであるお盆を過ぎても旺盛な引き合いが続き、シーズンオフの9月や10月でさえ出荷作業に追われる会社があった。背景にあるのは残暑で、秋口に涼を求める消費者が後を絶たなかったため、手延べそうめんなど手延べ麺の生産者にとっても望外の荷動きと…続きを読む
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全国麺類特集:調理麺概況=市場は初の1兆円超え 19年から5年で47%増
小麦加工 2024.05.30調理麺市場の成長が止まらない。2019年の6878億円市場が23年には1兆円を超えた。5年間の成長率は47%増である。コロナ禍で21年は微減したものの、20年、22年、23年は2桁で成長している。しかし、製造メーカーの人手不足は深刻で、調理麺ならではの…続きを読む
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全国麺類特集:東京主要問屋=日本アクセス(乾麺) 機械麺の販売を強化へ
小麦加工 2024.05.30●タイパ対応商品を提案 伸長する中華麺拡販も 日本アクセスは23年度(23年4月~24年3月)の乾麺市場について、金額ベースで前年比4.2%増で着地したと分析する。カテゴリー別では、そうめん・ひやむぎが前年比4.5%増、そばが同6.9%増、うどんが…続きを読む
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全国麺類特集:東京主要問屋=下田商事 若年層への提案を強化
小麦加工 2024.05.30●江戸野菜使用の乾麺も 下田商事の23年度(1~12月)の乾麺販売実績は、金額ベースで前年比2桁増、数量ベースでも同2.1%増で着地した。上期は価格改定の影響で伸び悩んだものの、7月の猛暑の追い風もあり下期で巻き返した結果となった。構成比では、そう…続きを読む
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全国麺類特集:東京主要問屋=国分グループ本社 メーカー品の扱い拡大
小麦加工 2024.05.30●人材育成の強化取組む 国分グループ本社の23年(1~12月)の乾麺販売実績は、前年を上回って推移した。夏場の猛暑を追い風にそうめん・ひやむぎ、そばカテゴリーが増加したことが要因。24年については、第11次長期経営計画で取り組む乾物・乾麺カテゴリー…続きを読む
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全国麺類特集:大手製粉メーカー=ニップン 販促活動で拡販目指す
小麦加工 2024.05.30●既存商品の価値を訴求 ニップンの24年3月期乾麺販売実績は、新商品を投入したことも奏功し、前年を上回って着地する見込みだ。24年度(25年3月期)の乾麺カテゴリーの商品戦略は、既存の商品ラインアップで着実に売上げを獲得していくため、各商品の価値訴…続きを読む
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全国麺類特集:大手製粉メーカー=日清製粉ウェルナ アイテム拡充で成長を
小麦加工 2024.05.30●国内麦使用の新商品も 日清製粉ウェルナの24年3月期の乾麺販売実績(数量ベース)は、前年並みで着地した。金額ベースでは価格改定を実施したこともあり、前年を上回っている。24年度(25年3月期)の方針は、ロングセラー商品「川田製麺讃岐麺」シリーズに…続きを読む
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全国麺類特集:北海道地区=小林製麺 ヨシムラ・フード傘下 グループシナジー創…
小麦加工 2024.05.30小林製麺は、22年に東京都のヨシムラ・フード・ホールディングスと資本・業務提携し同HDの100%子会社として新たなスタートを切っている。昨年12月には生え抜きの本田聖哉営業本部長が新社長に就任、グループシナジー創出で競争力を一段と高めていく考えだ。 …続きを読む
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全国麺類特集:北海道地区=森住製麺 新小麦粉使用で開発中 地元に愛される企業…
小麦加工 2024.05.30森住製麺は1950年、札幌で創業した老舗製麺会社。有名ラーメン店中心に麺を納入する業務用専門メーカーで、昨年から榊野睦氏が新社長に就任、新たなスタートを切っている。本社1階には工場直売所を持ち、来店者向けの新商品開発にも注力する。榊野社長は「人件費高…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=コープ東北サンネット事業連合 物価高で値頃感重視に
小麦加工 2024.05.30●白石温麺の留め型発売 生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合の乾麺の供給高(23年3月21日~24年3月20日)は、前年比15.5%増となった。夏の猛暑でそうめん、白石温麺など白物の喫食頻度が増え、東北6県で需要が拡大した。ただ、生産コス…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=北舘製麺 国産そばの魅力発信を 買いやすい価格で提供
小麦加工 2024.05.30岩手県八幡平市の北舘製麺は北東北で栽培された玄そばを使った商品を手軽に楽しんでもらおうと、参考上代340円の「挽きたてのざるそば」(200g)を春夏の主力に位置付ける。原料や生産背景への信頼から、生協の共同購入(宅配)を中心に配荷率を高める。 青森…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=小山製麺 高配合そばに技術集中 とろろ減少は乾麺離れ
小麦加工 2024.05.30小山製麺の前期売上げは5%増。3年間この伸びをキープしてきた。銘店監修で雫石の焼き肉店「三千里」、盛岡の人気店「亀ちゃん食堂」、一関の「虹ソラ」などが人気店の味を家庭で食べようと買われている。売上構成比は乾麺15%、冷麺10%、ほかはわんこそば、じゃ…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=戸田久 常温流通で伸びない冷麺 夏商戦は「ゴマ味噌」…
小麦加工 2024.05.30戸田久は前期、増収増益で売上げは前年比10%増。猛暑で冷麺、チルド麺ともに好調だった。売上構成比は、冷麺60%、ゆで・生麺30%、乾麺5%、スープなど仕入れ商品5%。柱の冷麺は同7%増。家庭用、業務用、ギフト含め冷麺全体の75%が関東市場が占める。「…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=鈴木製粉所 東北での存在感高める 原料起点に価値を創…
小麦加工 2024.05.302023年産のそば収穫量で北海道、茨城、長野に次いで4番目に多い山形県。そば屋が軒を連ねる「そば街道」が尾花沢市や大石田町など各地にあり、東北有数の消費地としても知られている。自治体では“そば王国”として観光客の誘致を推進している。 山形県のそばの…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=酒井製麺所 県産品種で付加価値を 土産物の需要増へ期…
小麦加工 2024.05.30山形市の酒井製麺所は、山形県産のそばの品種をより身近に味わってもらおうと昨年「出羽かおり本七割そば」の規格やパッケージをリニューアルした。品種の異なる「最上早生本五割そば」も発売し、シリーズ2種の展開で産地の付加価値をアピールする。 今回、小型の鍋…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=城北麺工 存在感増す「二八そば」 手頃な価格帯に訴求…
小麦加工 2024.05.30価格改定での大幅な値上がりによって、数量が伸び悩むSMのそばカテゴリーで、山形市の城北麺工の「羽州山形二八そば200g」が存在感を高めている。トレンドのそば粉高配合に加え、買いやすい価格帯を維持したスペックが評価されている。ロングセラーの「羽黒そば【…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=稲庭うどん小川 輸出伸び売上げの15%
小麦加工 2024.05.30●短い麺で売れ筋値下げ 稲庭うどん小川は一昨年9月の値上げの反動で一時売上げが落ちたが、盛り返してきた。好調なのが輸出で2019年と比較し倍以上の伸びをみせ、全売上げの15%を占める。香港、韓国が多く、とりわけ韓国の伸びが著しい。「多くの商談で海外…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=寛文五年堂 乾・生・冷凍の品揃え お食事処では味比べ…
小麦加工 2024.05.30東北唯一の手延べうどん産地として知られる稲庭地区でも歴史が古い寛文五年堂。ギフト部門のウエートが高いこともあり、ここ5、6年売上げが厳しかったが、コロナ禍でのひきこもり需要があって回復をみせた。その後の5類移行後、外食の復活で家庭用は足踏み状態になっ…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=はたけなか製麺 「もみ延べ」育成目指す
小麦加工 2024.05.30●道産小麦おいしさ発信 宮城県白石市のはたけなか製麺はそうめん、ひやむぎ、うどんの白物3品からなる「もみ延べ」シリーズを2月に発売した。北海道産小麦粉を100%使用した原料や独自の製法に加え、推奨上代230~250円という買いやすい価格帯も重視した…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=松田製粉 「もち姫」配合品を推進 調理のしやすさ訴求…
小麦加工 2024.05.30宮城県白石市の松田製粉は、2シーズン目を迎える岩手県産もち小麦「もち姫」を配合したそうめん、うどんの育成に努める。東北産原料の魅力に加え、早ゆでなど現代のライフスタイルに合った設計で新たな需要を開拓する。 原料の一部に使用したもち姫は、もちでん粉の…続きを読む
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全国麺類特集:東北地区=福島県清鶴会 県民の麺も年々生産減 マカロニ風での提…
小麦加工 2024.05.30福島県民の麺として長らく愛されているのが福島県清鶴会の清鶴麺。1959年、県内で金鶴麺を製造する製麺業者が金鶴会を設立、翌年に清鶴麺、清鶴会に改称し、協同組合として今日に至っている。会員は22社で始まり、現在8社(会長=佐藤重国会津製麺工業社長)、生…続きを読む
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全国麺類特集:関東地区=星野物産 主力3品が堅調に推移 “手振り”は再活性化…
小麦加工 2024.05.30星野物産の乾麺の販売状況は、「新・信州田舎そば 小諸七兵衛」「マルボシ中華そば」「上州手振りうどん」の主力3品が引き続き堅調に推移し、3本柱がより強固な商品となっている。中でも「小諸七兵衛」と「マルボシ中華そば」は、着実に売上げを獲得し、成長している…続きを読む
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全国麺類特集:関東地区=山本かじの 10年ぶりに新商品投入 十割そばで周年企…
小麦加工 2024.05.30山本かじのの乾麺の販売状況は、価格改定の影響などもあり、やや伸び悩んでいる。乾麺のそばカテゴリーはコロナ禍以降、需要が高止まりしているものの、さまざまなコストアップによる生活者の節約志向により、高価格帯商品の動きが鈍くなってきていることも要因となって…続きを読む
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全国麺類特集:関東地区=ヤマダイ 「手緒里めん」着実に 主力「凄麺」の成長も
小麦加工 2024.05.30ヤマダイの23年度(24年3月期)の売上高は前年比で1桁半ば増を上回り、売上高として過去最高を更新した。その中で乾麺カテゴリーの販売実績は数量ベースで前年並みとなった。23年9月に価格改定を実施するも贈答用、通常品ともロイヤルユーザーを獲得しているこ…続きを読む
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全国麺類特集:関東地区=松屋製粉 そば粉安定供給目指す 簡単調理乾麺を新発売
小麦加工 2024.05.30松屋製粉の23年度(24年3月期)は、出荷ベースでは厳しかったが、売上げはそば粉の価格改定を行ったこともあり前年度を上回って着地した。コロナ禍が収束し、行動制限が緩和されたことで外食産業が回復してきた。また、他業種からFCのそばチェーン店に参入する新…続きを読む
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全国麺類特集:静岡地区=池島フーズ 高質機械そうめん発売 「本山茶」の茶そば…
小麦加工 2024.05.30茶そばのトップメーカーの池島フーズは、同社の技術力、品質と味へのこだわりを具現化した新商品の開発に積極的で、茶そばだけでなく、パスタやそうめんなど商品ラインアップを充実させている。24年も「池島」ブランドらしい新商品を投入している。 同社23年度の…続きを読む
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全国麺類特集:山梨地区=はくばく 独自の価値で市場開拓 コロナ明け対応も急ぐ
小麦加工 2024.05.30白物から、そば、パスタ、中華麺など、多彩な乾麺製品を展開する、山梨県のはくばく。独自の商品設計やマーケティング戦略で、市場開拓を進めている。コロナ禍の本格的な収束や物価上昇など、さまざまな変化とともに迎えた今期は、健康訴求型のうどん、そうめんを投入。…続きを読む
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全国麺類特集:新潟地区=松代そば善屋 コシヒカリ入り新商品 売上げさらに底上…
小麦加工 2024.05.30松代そば善屋は24年10月期、好調だった前年度並みの売上げと利益を見込む。引き合いの状況から繁忙期となる夏場の生産量が上限に達すると予想されるためだ。今期は元旦の能登半島地震で上越市の倉庫が被災し、商品二千数百ケースに被害が出るなど不運もあった。その…続きを読む
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全国麺類特集:新潟地区=自然芋そば 布海苔不足で主力苦戦 今期は新商品の計画…
小麦加工 2024.05.30自然芋そばの24年2月期は、価格改定の影響で売上げは増加した。一方、原材料や製造コストの高騰は深刻で、前年に引き続き減益となった。原料は小麦粉やそば粉だけでなく、新潟県内そばメーカーの主力「へぎそば」に欠かせない布海苔が深刻だ。価格面だけでなく、絶対…続きを読む
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全国麺類特集:新潟地区=玉垣製麺所 原料コスト高騰は重く
小麦加工 2024.05.30●「新そば」数量過去最高 看板商品「妻有そば」で知られる玉垣製麺所の24年3月期は、売上高こそ前年をクリアしたものの、原料コストの高騰により利益面では苦しんだ。特に県内乾そばメーカーの主力商品である「へぎそば」に欠かせない「布海苔」は各社確保さえ難…続きを読む
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全国麺類特集:新潟地区=丸榮製粉 ラーメン類がけん引へ 販路の拡大を積極推進
小麦加工 2024.05.30丸榮製粉の麺類部門は24年5月期、売上高は前年比約20%増で着地する見込み。昨年夏の猛暑でそうめんをはじめとする白物が好調だったことに加え、年間を通じてラーメン類がけん引した。エネルギーや物流をはじめあらゆる製造コストが増加する中、高単価のラーメン類…続きを読む
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全国麺類特集:新潟地区=阿部幸製菓 業務用米粉めんが好調 人気ラーメン店を傘…
小麦加工 2024.05.30業務用米菓の阿部幸製菓は、米粉の加工技術を生かし業務用の米粉めんを販売するほか、グループとして米粉めんを使ったメニューを提供する飲食店「たねや」も展開している。さらに3月には業務用で販売していた米粉めん「新潟白色(にいがたホワイト)」の一般販売を開始…続きを読む
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全国麺類特集:長野地区動向=そば粉高配合に活路を 廉価製品との二極化も
小麦加工 2024.05.30そばを代表する一大ブランド「信州そば」。地元の長野県では、観光需要も大きなウエートを占める外食はもちろん、麺製品も地域の食品産業をけん引している。中でも、明治期に長野市で誕生した乾麺・乾そばは長野県が製造量で全国トップを誇り、カテゴリー市場で40%以…続きを読む
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全国麺類特集:長野地区=おびなた 好み多様化へ対応図る
小麦加工 2024.05.30「日本三大そば」の一つ、「戸隠そば」。その地元、長野市戸隠でそばの製麺、製粉を行っている、おびなた。大日方健治専務は、「現在のユーザーがそばに求めているのは『つるみ』。一方で、粗挽きの食感も根強い人気がある。『十割』『八割』を軸に、好みの多様化へ対応…続きを読む
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全国麺類特集:長野地区=滝沢食品 そば粉高配合系を拡販
小麦加工 2024.05.30滝沢食品は、「滝沢更科十割そば」「同八割そば」など、そば粉高配合系の製品が堅調な売上げをキープしている。「コロナ禍で市場定着がさらに進み、消費者からの評価も高い」と滝沢秀治社長。今シーズンも、しっかり拡販していく考えだ。 国産そば粉を使った「ざるそ…続きを読む
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全国麺類特集:播州地区乾麺=カネス製麺 健康軸の中華麺発売へ 全粒粉そうめん…
小麦加工 2024.05.30カネス製麺の24年3月期は値上げの影響で金額ベースこそ微減となったが、増益となり、全体的には堅実な業績を納めた。内山修明社長は「昨年は『健康』を一つのキーワードとして商品開発を行った。今後も市場や消費者のニーズに応じた商品を製造していく」と話す。 …続きを読む
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全国麺類特集:播州地区乾麺=高尾製粉製麺 輸出好調「そば」に注力
小麦加工 2024.05.30●既存商品を地道に磨く 高尾製粉製麺は、創業110年を超える播州での機械製そうめん生産のパイオニアで、「品質こそ生き残る道」を理念に複数工場の生産ラインで乾麺を製造してきた。播州トップクラスを誇る高い生産能力を持つ。工場は、都市ガスの使用や太陽光発…続きを読む
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全国麺類特集:播州地区乾麺=田靡製麺 「キン肉麺」人気集める
小麦加工 2024.05.30●手延べ食感機械麺好評 田靡製麺は3月1日から高タンパク質含有の中華麺「キン肉麺」を販売している。タンパク質やビタミン、鉄分などの必要栄養素が「キン肉麺」だけで効率的に摂取でき、アウトドアやトレーニングを楽しむ人、育ち盛りの子どもにもピッタリの栄養…続きを読む
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全国麺類特集:播州地区乾麺=東亜食品工業 品質の高さをアピール
小麦加工 2024.05.30●ファンの獲得に努める 東亜食品工業は兵庫県姫路の地で、「今日も一日お客様のために」をスローガンに「安全」かつ「おいしい」商品づくりを日々追求する。02年には業界で先駆けHACCPを取得し、05年にISO22000認証を、12年にFSSC22000…続きを読む
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全国麺類特集:播州地区乾麺=マルツネ 細目の中華麺投入を 四季通じメニュー訴…
小麦加工 2024.05.30マルツネは1920年の創業から一貫し、播州麺の総合メーカーとして上質な商品を消費者に提供してきた。同社のピックアップ商品は龍神の糸シリーズの「龍神の糸 細中華めん 200g」で、厳選された小麦粉に食塩、かんすい、クチナシ色素を練り込んでいる。播州そう…続きを読む
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全国麺類特集:播州地区乾麺=イトメン 二八そばSDGs意識 「味噌汁のめん」…
小麦加工 2024.05.30イトメンは、即席麺から機械乾麺、手延べ麺までを幅広く生産・販売する播州地方でも稀有な麺の総合企業で、柔軟な発想でさまざまな商品を生み出している。 その一つが「二八そば」で、同品は1976年発売のロングセラー商品となっている。つゆ付き乾麺のトップ商材…続きを読む
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全国麺類特集:播州地区乾麺=横尾商店 輸出視野に「中華そば 京」
小麦加工 2024.05.30●自家需要向けのギフトも 横尾商店は今年で創業90周年を迎える播州地区の大手乾麺企業で、手延べそうめん「揖保乃糸」の産地指定商として最も古い歴史を有する。また、揖保乃糸やヤマヨブランドの機械麺の製造・販売だけでなく、乾麺メーカーとして全国でも数少な…続きを読む
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全国麺類特集:岡山・愛媛地区=かも川手延素麺 冷や汁そうめん新発売
小麦加工 2024.05.30●主力商品も堅調に推移 かも川手延素麺は、備中特産の「かも川」ブランドの手延べ麺、半生麺などを昔ながらの製法にこだわり作り続け、豊富な商品ラインアップであらゆる販売チャネル、消費者ニーズに対応している。 同社では、PRと地域活性化を図る目的で、直…続きを読む
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全国麺類特集:岡山・愛媛地区=スズキ麺工 20年先へ取り組み推進
小麦加工 2024.05.30●事業承継・連携強化も スズキ麺工は、麺機の総合プラントメーカー、機械麺、手延べ麺など麺類の総合メーカーの両面で事業展開している。食品部門では、一部の特殊製法の麺やOEM(相手先ブランドによる生産)、業務用の生産に特化、機械部門では麺機の開発や販売…続きを読む
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全国麺類特集:岡山・愛媛地区=岡山手延素麺 自社生産の体制強化を
小麦加工 2024.05.30●高付加価値商品も注力 岡山手延素麺は従来の品質重視の姿勢を貫くとともに、時流に沿った魅力ある商品、高付加価値商品などの開発、販売に注力している。同社では、新型コロナウイルス感染症拡大による内食需要増や原材料高騰、人手不足など、課題が山積する中、価…続きを読む
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全国麺類特集:岡山・愛媛地区=五色そうめん 認知向上・普及目指す
小麦加工 2024.05.30●名産品の販路を全国へ 五色そうめんの「五色そうめん」は、松山市で昔から親しまれている名産品だ。同社は、江戸時代の寛永12(1635)年創業と390年近い歴史を持ち、「五色そうめん」は、江戸幕府や朝廷への献上品としても重宝された。 同社の手延べそ…続きを読む
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全国麺類特集:讃岐地区機械麺=石丸製麺 下田商事とコラボで2品
小麦加工 2024.05.30●「讃岐もち麦うどん」好評 今年で創業120周年を迎える石丸製麺は昨年から今年にかけ、下田商事とコラボし、二つの新商品を開発した。一つは今冬発売予定の「内藤とうがらしめん」で、辛みの中にも濃厚な味わいとうまみが広がる新宿名物の内藤とうがらしを練り込…続きを読む
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全国麺類特集:讃岐地区機械麺=川田製麺 国産小麦こだわり麺を
小麦加工 2024.05.30●日清製粉と取組み深化 川田製麺は2月、新商品の「川田製麺 国内麦小麦粉使用 讃岐そうめん 400g」「川田製麺 国内麦小麦粉使用 讃岐ひやむぎ 400g」をラインアップに加えた。いずれも日清製粉ウェルナとの共同取り組みで生まれた逸品だ。「川田製麺…続きを読む
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全国麺類特集:讃岐地区機械麺=讃州 多様なニーズとらえる 提案型のセットに定…
小麦加工 2024.05.30讃州は1947年創業の讃岐麺の専業メーカー。讃州庵でギフト・単品の乾麺・半生製品を販売している。製品は讃岐伝来の手打ち技法で作られ、厳選の2~3種をブレンドしたオリジナル同社専用特ひき粉「讃州麦山」の原料商品はユーザーから好評を得ている。素材は小麦粉…続きを読む
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全国麺類特集:讃岐地区機械麺=さぬきシセイ 健康を軸に新たな柱を
小麦加工 2024.05.30●今後は輸出比率アップ さぬきシセイは2月1日にこだわりの新商品「贅沢なおうどん」の発売を開始した。「うどんらしいうどん」「毎日食べても飽きない!」をコンセプトに、乾麺では難しいといわれていた「もっちり感のあるコシ」「つやつやでつるつるした喉ごし」…続きを読む
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全国麺類特集:讃岐地区機械麺=讃岐物産 看板商品の配荷広がる
小麦加工 2024.05.30●徳用は適量で販売拡大 讃岐物産の23年12月期売上高は前年比11%増となった。販売量も同3%増となり、「23年度は無理して売上げを追わず、前年比3%増の計画を目指す」(弓削道明社長)という当初の計画通りに推移した。この数年を振り返ると、20年度は…続きを読む
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全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=兵庫県手延素麺協同組合・井上猛理事長
小麦加工 2024.05.30兵庫県手延素麺協同組合の生産量は前年比1~2%減の103万~104万箱(1箱18kg)となった。需要に対し十分に供給可能な体制を取るとともに、価格に対しても昨年度改定分の浸透を見守る姿勢だ。「手延ラーメン」など新商材の拡販に努め、国内にとどまらず海外…続きを読む
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全国麺類特集:播州地区手延べ麺=喜多村 ギフト新潮流に鍵探る
小麦加工 2024.05.30●揖保乃糸の価値訴求も 喜多村は揖保乃糸の「黒帯(特級)」「三神」「縒つむぎ」などのギフトを主体に業容を展開しており、単品は全体の5%ほど。1925年に揖保乃糸を百貨店の中元ギフトとして初めて販売したのは同社で、手延べそうめんのギフト市場の先駆者で…続きを読む
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全国麺類特集:播州地区手延べ麺=イトメン 「月の輪」の直販高まる
小麦加工 2024.05.30●「小神」は認知度拡大中 イトメンは播州地区で即席麺、乾麺、手延べ麺をすべて製造する唯一の総合麺メーカーであるとともに、同地区最大の手延べ麺生産量を誇る。直販を主体に、そうめんのほか手延べラーメンなど多くの秀でた商品を扱っている。24年3月期の手延…続きを読む
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全国麺類特集:播州地区手延べ麺=菅哉物産 熟成「食べ比べ」も好評
小麦加工 2024.05.30●新たなユーザー獲得へ 菅哉物産は「揖保乃糸」のギフト商品を中心に扱う大手企業で、同ブランドの製麺、単品加工、販売のすべてを行う企業は播州で珍しい。三位一体の総合力をベースに一味違った商品を企画し、新たな購買層の開拓を進めている。同時に、業界に先駆…続きを読む
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全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=奈良県三輪素麺工業協同組合・小西幸夫…
小麦加工 2024.05.30奈良県三輪素麺工業協同組合の小西幸夫理事長は地域一丸となった三輪そうめんの認知拡大に一定の手応えを感じている。市や金融機関のバックアップなど産・官・金が一体となった協力体制もいよいよ深化の度合いが強まり、生産面でも三輪地区全体が未来を見据え、増産体制…続きを読む
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全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=奈良県三輪素麺販売協議会・池田利一会…
小麦加工 2024.05.30三輪そうめんの有力販売業者らにより03年に設立された奈良県三輪素麺販売協議会は、自主基準の制定や監視委員会の設置、厳格な品質管理などの施策で、三輪手延そうめんブランドの信頼性・品質の向上に努めてきた。現在も常に5年先、10年先の三輪そうめんのあるべき…続きを読む
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全国麺類特集:奈良・三輪地区手延べ麺=マル勝高田商店 「三輪の神糸」人気上昇
小麦加工 2024.05.30●業務用提案で商機探る マル勝高田商店は「伝統とは守ることではなく、挑み続けること」を理念に時代ごとの人々の食生活、志向に応え、四季を通じ楽しめる商品開発やメニューの提案に挑戦してきた。そうめんの新たな価値を創造する「市場改革」、技術・品質のさらな…続きを読む
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全国麺類特集:奈良・三輪地区手延べ麺=三輪そうめん小西 第3工場稼働へ準備を
小麦加工 2024.05.30●「みわのにじ」など多彩 三輪そうめん小西は1905年(明治38年)創業の老舗企業。24年12月期の業績見通しは前年並みを予想する。従来の需要家にとどまらず新規ファンの獲得へまい進し、創業120周年を目指す。扱いメーンのギフト向けだけではなく、単品…続きを読む
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全国麺類特集:奈良・三輪地区手延べ麺=池利 種まきの真価問われる
小麦加工 2024.05.30●9年目の色撫子が好評 池利は今年で174年目を迎える三輪地区大手の手延べ麺老舗企業で、三輪組合からの購入および自社工場で生産したそうめんを販売している。また、池田利一会長は奈良県三輪素麺販売協議会会長でもあり業界の発展に努めている。また、GIマー…続きを読む
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全国麺類特集:奈良・三輪地区手延べ麺=巽製粉 麦坐で新規ファン獲得
小麦加工 2024.05.30●アソートなどコラボも 巽製粉は1877年の創業で、製粉事業(現在は製粉事業から撤退)から始まり、現在は三輪地区で製パン・製麺事業を手掛けている。ギフトに強みを持っていたが、消費者ニーズの変化に伴い、「内麦(国産小麦粉)を重視」「便利な個包装ギフト…続きを読む
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全国麺類特集:奈良・三輪地区手延べ麺=よし井 原点に返り販路を拡充
小麦加工 2024.05.30●新商品の開発・提案へ よし井の23年9月期は利益改善に努める一年となった。おおむね期初見通し通りの推移をたどり、吉井雅之社長は「売上げは多少満足に欠けるものとなったが、その他の部分は目標としていた水準に達した」と話す。また、数年をかけ行ってきた商…続きを読む
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全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=淡路手延素麺協同組合・金山守良理事長
小麦加工 2024.05.30淡路そうめんの生産量は前年比微増の5200~5300箱となりそうだ。生産者の高齢化や気候変動により生産力の低下が否めない中、無駄を洗い出し、生産の効率化を図っていく。組合の主力商品「淡路ぬーどる」は人気が高まっており、物量も新型コロナ以前の水準に戻り…続きを読む
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全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=小豆島手延素麺協同組合・伊藤雄二理事…
小麦加工 2024.05.30小豆島手延素麺協同組合は昨年12月に同組合のホームページで香川県産小麦を100%使用した「島の夢」の販売を開始した。素材から製法までこだわっており、今後は小豆島内や高松市への販路拡大を目指す。一方、「島の光」の人気も高い。伊藤雄二理事長は今年、9万箱…続きを読む
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全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=半田手延べそうめん協同組合・森脇輝明…
小麦加工 2024.05.30半田手延べそうめんの今年度の生産量は前年並みの40万箱が見込まれる。主力商品の「入魂」は前年比微増の出荷となり、好評を得ている。また、新型コロナも明け、各種イベントへの半田そうめんの提供やホームページの改良による利便性の向上、SNSの積極活用で新規需…続きを読む
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全国麺類特集:九州地区乾麺動向=南島原市、「島原手延そうめん」普及へ
小麦加工 2024.05.30●仕掛けにレシピコンテスト 南島原市では、そうめん産地の現状について、価格改定が定着したことに加え、いまだ商品の引き合いが堅調な分、取引価格は上昇しているという。メーカーサイドでも、若年層の意識変化から働き方改革が進み、休日の増加が目立ち始めた。結…続きを読む
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全国麺類特集:九州地区乾麺=五木食品 乾麺・棒状麺などを充実
小麦加工 2024.05.30●商品の幅で市場活性化へ 五木食品の歴史の始まりは「山住屋」。この名前で、1878年に熊本市古桶屋町で製粉、製麺業としてスタートした。現在同社は、乾麺、棒状麺、包装麺(LL麺)というくくりでの商品が充実し、麺類の総合商品メーカーとしてのポジションを…続きを読む
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全国麺類特集:生麺・冷凍麺概況=需要喚起へ積極策推進 好調分野の勢い加速を
小麦加工 2024.05.30生麺・冷凍麺市場は、需要喚起に向けた積極的な活動が行われていきそうだ。生麺・冷凍麺は、2020年からのコロナ禍の内食需要の高まりを背景に、おいしさ、簡便性などの価値が見直され、新規需要の獲得、リピーターの増加などで大きく伸長した。コロナ禍の中でも22…続きを読む
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全国麺類特集:生麺・冷凍麺=日本アクセス(生麺) 主要品の販売数量拡大
小麦加工 2024.05.30●注目4テーマで効果を 日本アクセスの23年度(23年4月~24年3月)のチルド麺の販売は、金額ベースで前年比6%増での着地を見込んでいる。焼そば(前年比6.5%増)、うどん(同6.9%増)、ラーメン(同2.9%増)と主要カテゴリーが前年を上回った…続きを読む
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全国麺類特集:生麺・冷凍麺=日本アクセス(冷凍麺) 独自活動で冷食活性化
小麦加工 2024.05.30●生パスタシリーズ展開 日本アクセスの23年度(24年3月期)の家庭用冷凍食品カテゴリーは、前年比7.1%増で着地した。そのうち、冷凍麺カテゴリーは同10.3%増と、冷凍食品全体のけん引役となっている。中でもうどん、中華麺が大きく増加したことが要因…続きを読む
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全国麺類特集:生麺・冷凍麺=シマダヤ 付加価値品順調に拡大
小麦加工 2024.05.30●主力の品質・販売深耕 シマダヤの23年度(24年3月期)のチルド麺・冷凍麺の販売状況は、家庭用・業務用ともに好調に推移した。家庭用では、チルド麺でのコモディティー商品の好調や、ブランド商品の売上げ増が寄与した。24年春夏の商品戦略は、引き続き7K…続きを読む
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全国麺類特集:生麺・冷凍麺=東洋水産(チルド) 「つるやか」の品質向上
小麦加工 2024.05.30●パスタに新商品投入を 東洋水産の前期(24年3月期)家庭用チルド麺事業は、金額ベースで前年比1桁後半の増加で着地する見込みだ。主力の焼そばやラーメンカテゴリーが伸長したことが要因。今期(25年3月期)は、簡便ニーズに対応して水でほぐすタイプの「マ…続きを読む
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全国麺類特集:生麺・冷凍麺=東洋水産(冷凍) SMチャネルで拡販へ
小麦加工 2024.05.30●麺とスープの提案継続 東洋水産の前期(24年3月期)の冷凍麺販売状況は、数量・金額ベースとも前年比2桁増での着地を見込む。ボリュームゾーンの業務用が外食産業の回復などの影響で増加していることが要因となっている。今期(25年3月期)もさらなる販売増…続きを読む
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全国麺類特集:生麺・冷凍麺=名城食品 「3食瓦焼そば」に注力
小麦加工 2024.05.30●首都圏市場へ再び進出 名城食品の前期(23年12月期)売上げは昨年2月に実施した価格改定の影響で前年比5%増だった半面、販売数量は同8%減で着地した。そこで今期は商品価値の訴求と併せて、販売数量を上げるため、小売店などでの試食販売などを積極的に行…続きを読む
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全国麺類特集:生麺・冷凍麺=日清食品チルド 賞味期間延長で需要刺激
小麦加工 2024.05.30●「日清焼そばU.F.O.」広がる 日清食品チルドの24年3月期販売状況は、増収で着地する見込みだ。冷し中華、焼そば、うどん、スパゲティの商品売上げが好調だったことが要因となっている。今春夏のマーケティング戦略は、引き続き5K(簡便、個食、完結、健…続きを読む
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全国麺類特集:生麺・冷凍麺=日清食品冷凍 ラーメン横丁の展開奏功
小麦加工 2024.05.30●「汁なし担々麺」30億円も 日清食品冷凍の24年3月期の冷凍麺販売状況は、前年を上回って着地すると見込まれている。ラーメンやパスタなど主要カテゴリーすべてで増加しており、中でもラーメンの汁なしタイプと和風麺は伸長する市場を上回って推移している。今…続きを読む
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全国麺類特集:生麺・冷凍麺=テーブルマーク 冷凍うどん50周年施策
小麦加工 2024.05.30●「まるぐ」で新価値提案 テーブルマークの前期(23年1~12月)家庭用冷凍麺の販売実績は、前年比1桁台半ばの伸長で着地した。同社の主力うどんカテゴリーが増加したことが要因となっている。24年の商品戦略は、「冷凍うどん50周年販促」と「中華麺『まる…続きを読む
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全国麺類特集:生麺・冷凍麺=ニチレイフーズ “あんかけ”通年商材へ
小麦加工 2024.05.30●冷やし中華さらに磨く ニチレイフーズの24年3月期家庭用冷凍麺の販売状況は、伸長する市場を上回って着地する見込みだ。上期に「冷やし中華」が発売2年目も計画通り推移したことに加え、秋冬の新商品として発売した「香ばし麺の五目あんかけ焼そば」が好調に売…続きを読む
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全国麺類特集:日本冷凍めん協会「冷凍麺年間生産食数調査」 業務用の伸長が続く
小麦加工 2024.05.30●年間20億食はキープ 家庭用焼そばが急伸 日本冷凍めん協会が毎年実施している冷凍麺年間生産食数調査の結果レポートがこのほど公表された。同協会によると23年(1~12月)の総生産食数は、20億2426万食(前年比1.0%増)とわずかながら前年を上回ると…続きを読む
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全国麺類特集:めんつゆ概況=そうめんつゆ提案深化 中容量・白だしが成長
小麦加工 2024.05.30めんつゆ市場は、今期も春に意欲的な新商品が揃い、夏の需要期を迎えた。暑さで食欲が減退する夏は、清涼感のある冷たい麺メニューが好まれ、専用のストレートつゆのハイシーズン。小分けつゆでの開発競争が今年も激しく、単価アップも望める具入りでの価値訴求が進む。…続きを読む
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全国麺類特集:関東めんつゆ=Mizkan まぜ麺好調で配荷増に
小麦加工 2024.05.30●若年層へ汎用アピール Mizkanは2月から「中華蕎麦とみ田監修 濃厚豚骨魚介まぜ麺の素」「札幌味噌拉麺専門店けやき監修 札幌味噌まぜ麺の素」を発売し、好調に配荷を増やしている。販売順調な「追いがつおつゆ」はリニューアル発売し、「大好きだし。麺と…続きを読む
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全国麺類特集:関東めんつゆ=ヤマキ 「極撰」のデザイン刷新
小麦加工 2024.05.30●売場で存在感アップへ ヤマキは今期、「極撰めんつゆ300ml」と「極撰蕎麦つゆ 300ml」のパッケージデザインをリニューアルした。こだわりの“原材料の国内製造”を強調する。デザインはゴールドを基調にして高級感を持たせた。売場での存在感アップにつ…続きを読む
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全国麺類特集:関東めんつゆ=にんべん 付加価値品が好調推移
小麦加工 2024.05.30●コクの強い金ごま投入 にんべんは、付加価値商材のゴールドシリーズが好調に推移している。22年のゴールドシリーズのストレートタイプ売上げは17年比で約24%増。伸長率は5年で2倍以上となって、大幅に伸ばしている。 新商品は「ゴールドつゆ金ごま30…続きを読む
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全国麺類特集:関東めんつゆ=エバラ食品工業 シリーズ全体前年超え
小麦加工 2024.05.30エバラ食品工業は2月から「プチッとうどんプラス 具入り牛すき焼うどん」を発売した。23年は「プチッとうどん 明太子うどん」のインパクトあるTVCMの効果もあって、シリーズ全体で前年超えを果たした。「明太子うどん」は通年で売場に定着。シリーズの店頭展開…続きを読む
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全国麺類特集:関東めんつゆ=キッコーマン食品 新規需要得て活性化へ
小麦加工 2024.05.30●うどん用に高付加価値 キッコーマン食品は豚肉のうまみとたっぷりの具材にこだわった「具麺Rich」を2月から発売している。うどん用の人気のバラエティーつゆで高付加価値化。新規需要を得て市場を活性化する。既存のつゆ売上げは値上げ後の苦戦から回復。「濃…続きを読む
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全国麺類特集:関東めんつゆ=ヤマサ醤油 「麺屋一杯」好スタート
小麦加工 2024.05.30●ラーメン風で購買喚起 ヤマサ醤油は2月から「鶏がら煮干」といったラーメン風そうめんつゆの「麺屋一杯」を発売し、配荷は順調と好スタートを切っている。5月にポップアップショップを開くなどし、市場で手薄なそうめんの購買喚起に注力する。 「麺屋一杯」は…続きを読む
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全国麺類特集:関西・四国・中部めんつゆ=ヒガシマル醤油 うどんスープ発売60…
小麦加工 2024.05.30●東日本の売上げ絶好調 ヒガシマル醤油の看板商品「うどんスープ」が4月、発売60周年を迎えた。今季はつゆ新商品を出さず、だし感を高めてうまみを強く感じられる改良を施した「うどんスープ」「めんスープ4倍濃縮」の提案を強化し、周年イベントで「うどんスー…続きを読む
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全国麺類特集:関西・四国・中部めんつゆ=創味食品 減塩タイプ存在感示す
小麦加工 2024.05.30●売上げはトップクラス 創味食品が22年に発売した「創味のつゆ減塩タイプ」が好調を維持している。減塩つゆカテゴリーでは23年度も売上げトップクラスを維持し、存在感を示した。 同社初の減塩商品「創味のつゆ減塩タイプ」は、昔ながらのだしの抽出製法で炊…続きを読む
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全国麺類特集:関西・四国・中部めんつゆ=ヤマモリ 「名代」缶をPET変更
小麦加工 2024.05.30●通年化提案の地域拡大 ヤマモリの23年度つゆの売上高は前年比2%減で着地した。同社はストレートつゆの夏季の売上構成比が高いが、特に東海・北陸エリアで「そのままつゆ」シリーズの出荷が前年を下回ったことが響いた。一方、近畿エリアでは「名代つゆ」シリー…続きを読む
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全国麺類特集:関西・四国・中部めんつゆ=寿がきや食品 動向見極め商品見直し
小麦加工 2024.05.30●高付加価値商品を強化 寿がきや食品の前期(24年3月期)のつゆカテゴリーの業績は昨年8月の価格改定の影響を受け、前年同様に苦戦が続く。そこで今秋冬に向け、市場動向を見極めながら販売商品の見直しなどを行い、地域の厳選した素材を使ったつゆなどの高付加…続きを読む
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全国麺類特集:関西・四国・中部めんつゆ=マルトモ 「鰹節屋のだし醤油」注力
小麦加工 2024.05.30マルトモは、つゆの市販用商品として看板商品「枕崎かつおつゆK 1L」のほか、「昆布かつおつゆK 500ml」「鰹節屋の白だしK 500ml」「焙焼あごだしつゆ500ml」、6種のだしのうまみを利かせただし醤油「鰹節屋のだし醤油500ml」などを豊富に…続きを読む
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全国麺類特集:編集後記
小麦加工 2024.05.30コロナ禍がようやく収束し、生活様式が少しずつ2019年のコロナ禍前に戻りつつある。といっても、コストインフレ、円安、不安定な世界情勢、大きな災害など、コロナ禍以前とは違った変化が起こっている。 その変化は麺類業界にも波及してきている。コロナ禍で需要…続きを読む