6月1日から価格改定を行う即席麺市場は需要動向に変化がありそうだ
◆新価格の浸透速やかに 販促などで需要喚起図る
麺類市場はコロナ禍の生活が3年目を迎え、新しい局面を迎えている。国内の消費動向が変化していきそうな中で、国際的な問題を含んだ原材料の高騰によるものだ。国内の環境に目を向けると、コロナ禍は続いており、東京では新たな感染者が4桁を超えているが、5月上旬の時点で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置など、新型コロナウイルス感染拡大に対する政策が出されていない状況だ。感染者が出ているため、コロナ禍前のような生活というわけにはいかないが、