海外日本食 成功の分水嶺(51)東京諸島本格焼酎専門店「山田屋」<上>

酒類 連載 2018.05.11 11698号 03面
八丈太鼓を披露する八丈島の人々=タイ・バンコクの居酒屋「てっぺん」で小堀晋一が14年11月写す

八丈太鼓を披露する八丈島の人々=タイ・バンコクの居酒屋「てっぺん」で小堀晋一が14年11月写す

 ●島焼酎“お国帰り”で地域再生  東京・竹芝桟橋から真南に約300km。かつての流刑の地、伊豆諸島・八丈島。ここで酒類店を経営し、東南アジアのタイに現地の島焼酎や特産品のくさや、島海苔などを売り込んでいこうと奮闘している男性がいる。山田達人さん、51歳。父の代に創業した東京諸島本格焼酎専門店「山田屋」を継いで間もなく30年。年に数回は飛行機を乗り継いでバンコクを訪れる。思いはひとえに、タイがルーツとされる島焼酎の“お国帰り”だ。

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