海外日本食 成功の分水嶺(3)しゃかりき432゛<上> 俺には行動力残っていた

外食 連載 2016.05.11 11351号 03面
「タイにはリベンジで来た」と話す清水友彦さん=タイ・バンコクの「しゃかりき432゛」ニュートンロー店で小堀晋一が4月26日写す

「タイにはリベンジで来た」と話す清水友彦さん=タイ・バンコクの「しゃかりき432゛」ニュートンロー店で小堀晋一が4月26日写す

 軒先にずらりと並べられた赤ちょうちん。足下には巨大なモアイ像。店内には「小社長」と自ら名乗るオーナー直筆の奇妙な標語の数々。今、タイとミャンマーで最も勢いに乗る日本式の居酒屋チェーンが、現地に住む人々なら誰もが知っている「しゃかりき432゛(しみず)」。2012年7月にバンコク・アソーク地区に1号店をオープン。順調に出店を繰り返し、現在はタイに13店舗、ミャンマーに2店舗を構えるまでに。居酒屋、焼肉、寿司、バーなどと業態も多彩。日本から視察に訪れる飲食関係者が必ず足を踏み入

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