海外日本食 成功の分水嶺(11)オムライス専門店「OMU」<上> シンプルな魅力に惹かれ

連載 外食 2016.09.07 11410号 03面
初のオムライス専門店「OMU」を出店させたガイさん=バンコクのパークレーンエカマイ店で。8月2日、小堀晋一写す

初のオムライス専門店「OMU」を出店させたガイさん=バンコクのパークレーンエカマイ店で。8月2日、小堀晋一写す

 バンコク都内に現在6店舗を構えるタイ初のオムライス専門店「OMU(おむ)」の一日は忙しい。店によっては入居する商業施設の開館前から長い列ができ、午前10時から11時の開店直後には満席となることも。中でも最大の人気店でバンコク屈指の繁華街ラチャプラソン地区にある「セントラルワールド店」は一日の来客が最大800人ほど。ほぼ全員がオムライスを目当てにやって来るというのだから、その人気のほどが見て取れよう。  経営するのは、33歳のタイ人男性コキャット・ガム

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