海外日本食 成功の分水嶺(21)タイ初進出「陶板ダイニング18」<上> 陶板のぬくもりで料理を

外食 連載 2017.02.08 11482号 02面
陶板料理店「陶板ダイニング18」を運営する田中遊太さん(後列左)と、タイ人スタッフ=バンコク・スクンビット34で小堀晋一が1月21日写す

陶板料理店「陶板ダイニング18」を運営する田中遊太さん(後列左)と、タイ人スタッフ=バンコク・スクンビット34で小堀晋一が1月21日写す

 「陶板」と呼ばれる板状の陶器でできた食器に食材を盛り付け、熱を加えたまま、あるいは冷製のまま提供する料理が「陶板料理」。陶板から出る遠赤外線で炭火同様、外はふっくら、中身はジューシー。冷めにくく温まりにくいのが特性で、それが料理のバリエーションを広げている。日本でもそう多くない陶板料理。その専門店がこのほど、タイ・バンコクにも初お目見えし、物珍しさもあって連日多くのタイ人や外国人の客らでにぎわっている。  昨年11月に新規オープンしたのはバンコク・ス

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