カウンターでは「一人夕ご飯」も楽しめる炭火焼肉店「朋」とオーナーの射庭盛敏さん・朋未さん夫妻=ラオス・ビエンチャンで小堀晋一が10月20日写す
●多国籍・にぎやかな店を
ラオスの首都ビエンチャンで、日本式の炭火焼肉店「朋(とも)」を出店した射庭盛敏さんは元バックパッカー。大学の水産学部を卒業後、カナダに渡り、水産加工品のイクラ工場に勤務。日本向けに輸出の仕事を手掛けるうちに、すっかり「海外」に目覚めた。
26歳までは世界各地を放浪。帰国後、さまざまな仕事を経験する中で転機となったのが、岐阜県の民間養殖場で体験したマスの養殖の仕事だった。水産学部出身だけあってここで