海外日本食 成功の分水嶺(50)食品関連設備業「中央設備エンジニアリング」<下>

連載 機械・資材 2018.04.04 11683号 03面
タイ法人の宮岡輝明マネジング・ダイレクター(左)と同僚駐在員の宮嶋宣明さん=タイ・バンコクで小堀晋一が3月22日写す

タイ法人の宮岡輝明マネジング・ダイレクター(左)と同僚駐在員の宮嶋宣明さん=タイ・バンコクで小堀晋一が3月22日写す

 ●要望具現、大事なのは提案力  中央設備エンジニアリングのタイ法人「チューセツ・エンジニアリング(タイランド)」でマネジング・ダイレクターを務める宮岡輝明さん(51)は、初めてタイを訪れた時の衝撃が忘れられない。今から約3年前。市場をくまなく視察。靴底を減らして歩き回ったころだ。屋台文化が根付く一方で、予想以上にスーパーやコンビニ、飲食店が立ち並ぶ南国の街並み。成長性と現実のギャップを感じるには十分過ぎた。  「不安しか感じな

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