海外日本食 成功の分水嶺(191)コンセプトカフェ「サイバープラネット・ラオス店」〈上〉

外食 連載 2024.05.27 12761号 06面
コンセプトカフェ「サイバープラネット」ラオス店の藤田真人店長(左)とスタッフのOTENさん=ラオス・ビエンチャンで小堀晋一が4月12日写す

コンセプトカフェ「サイバープラネット」ラオス店の藤田真人店長(左)とスタッフのOTENさん=ラオス・ビエンチャンで小堀晋一が4月12日写す

 ●現地調査重ね市場を把握
 お帰りなさいませ--。アキバ文化の代表格として日本でも根強い人気のあるメイド喫茶。ついに、その“オタク”文化の流れをくむ飲食店が、東南アジアの後発開発途上国ラオスに上陸した。首都ビエンチャンを流れる国際河川メコン川沿い。中心部から若干離れた一角に、コンセプトカフェ「サイバープラネット」のラオス店はある。
 従業員がメイドの装いをして接客するメイド喫茶など、特定のテーマやビジュアルを凝らして集客を図る

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