海外日本食 成功の分水嶺（12）オムライス専門店「OMU」＜下＞ 原点・日本への逆出店も
OMUのメニューは国籍豊かで実に多彩だ＝MARC社提供ほかから小堀晋一が構成
卵とご飯という極めてシンプルな組み合わせ「オムライス」。タイで初めてとなる日本のオムライス専門店に挑んだ33歳のタイ人男性が、日本に留学経験のあるコキャット・ガムダムロンさん（ニックネーム・ガイさん）だ。その最大の魅力を「シンプルでありながらも、どんなソースにも合う底深さ」と話す。現在6店舗を展開する「OMU（オム）」でも30類以上のソース（味）を提供。タイ人、日本人にとどまらず、欧州、中国、韓国、中南米出身の人々向けにさまざまな味を開拓し提供を続けている。
