(左から)飲食人大学バンコク校2期生のタイ人女性スムナーさん、指導教官の松岡さん、通訳兼マネジャーのプロイさん=タイ・バンコクで小堀晋一が1月26日写す
タイの首都バンコクに、昨年10月オープンした海外初の「飲食人大学バンコク校」。今年1月からの2期生として入校した中に、バンコク出身のタイ人女性実業家スムナーさんがいる。 バンコク北部のホイクワンで「アラジン・寿司&カフェ」を経営。そのオーナーを務める。両親や兄も含め、一家は敬虔(けいけん)なイスラム教徒。ムスリムへの教えであるハラールと、健康や美容に良いとされる寿司とのコラボレーション。新たな日本食への試みがタイで始まっている。